2012-01-21 前の序章の続き その控え室から、校門はなんの障害も無く見ることができた。その校門に、学校には似つかわしくないトラックが3台ほど入ってきた。荷台はアルミではなく幌でつくられている、軍用トラックである。それが、奥の試験本部に突き進んでいく。そのうちの一台が守衛待機所まえで停車した。そこから降りてきたのは、完全武装の男たち。そして、彼らが放った銃弾から悲劇は始まったのであった。