昨日の続きの続き

センター試験の会場にアサルトライフル

あまりに似つかわしいが、現実にそこにあった。

アサルトライフルの先には、さっき息絶えたテロリスト。

鮮血は、いまやどす黒い赤い液体となって固まっていた。

そこを囲うかのように散らばる空薬莢。

彼にとって、最初で最後になるかもしれない戦場が幕を開けたばかりの頃である。






続編は希望があれば書きます。