世界階級統制説
この世で、絶対消えることの無いもの。
それは、差別であり階級であり身分の差である。
どの生物世界にも、これがある。
強者が弱者を虐げる。
これは自然の摂理である。
人間という愚かで幼稚な生物は、このシステムをなくすことを真の平等社会、世界平和に繋がると考えている。
実に愚かである。
それは、この、地球で培われてきた規律・摂理を根本から破壊することと同じなのである。
これを成し得る存在、それは神以外の何者でもない。
では、現実に、人間社会だけで見てみれば、この「平等な社会」というものは成立しているか?
否。成立していない。
会社が一番身近な例であろう。
その他には、中学校以上の学年による序列、学歴による職業の差、強者に有利な弱者を虐げる法律などだ。
最近はなくなってきたが、住所による差別も残っているだろう。
私は、純血主義者である。
旧部落地帯に住んでいた学年の児童を虐めもした。逆に虐められもした。
外人と日本人の子、つまりハーフを見るとゾッとする。
日本人は日本人と結婚すべきと考えてさえもいる。
部落出身者との結婚は、断じて認めないと近辺の人間に言っている。
たとえ、自分の息子や娘がそんな地域出身者と結婚するのも言語道断である。
血縁関係を切るのも辞さない覚悟である。
また、身内や親戚に犯罪歴があるものとの交際も同様に、である。
なぜ、私がこういった主義を持ったのか?
いたって簡単である。
私の近所が皆この考え方なのである。
(続く)