理不尽

世は、理不尽である。

人は、生まれた時から不平等である。

どれだけ努力しようと、上の者には追いつけない。

たとえ追いつけたとしても、その上の者はさらに上を行く。



人々は、「不平等は悪であり、平等は正義である。」という。

しかし、私は「平等こそ悪であり、不平等はあたりまえ」と思う。

皆、平等になったらどうなるだろうか。

野球の試合では均一の速さでボールを投げ、同じ打率でヒットを打ち、同じ速さでベース間を駆け抜ける。

おもしろくない。

仕事ではどうだろう。

他人と同じ時間で仕事を終え、同じ考えしかできない。

こんなことで、経済活動が成り立つわけがない。

立場もそうだ。

誰かが上に立たねば誰も動かない。

皆平等なら、それは自然摂理に反することだ。


人は、不平等を「理不尽」という。

これは当たり前なのだ。

至極当然のことなのだ。

これに異を唱えるもの、コメントに反論を示してみよ。